発明の女王様2

はつめいひんをつくって、しあわせになりたいとおもっている、ちょっぴりコアな生きものです

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金のねじと銀のねじ Part2

金のねじと銀のねじ 2

みずうみの中に最後の一本のねじを落として途方にくれていたむーじょは、みずうみの女神さまからもらった金のねじのことはすっかり忘れて、まだみずうみの中にねじをぽろぽろと落としていたのでした・・・


            

むーじょ 「ああ、日が暮れる・・・・今日もまた最後のねじをみずうみの中に落としてしまったわ。きょうの仕事もおしまいね・・・」

むーじょがみずうみを見つめて深いため息をつきました。

そのとき、みずうみの水が神秘的に輝いたと思ったら、中からみずうみの女神さまが現われました。

「あなたはみずうみのなかに、ねじを落としましたね」
女神さまは多少引きつった顔でむーじょに尋ねました



なにせ女神さまの棲家には、むーじょが毎日落としてしまったねじが、えらい山積みになっていたのです。

 

ネジの山


 

 

むーじょ  「 (?) はぁ・・・」

女神さま
「あ~ったく、毎日毎日ぽろぽろとあたまの上からねじ落とされちゃ、メーワクだわよ。
それでは、 ジャジャ~ん、  
あなたの落としたねじは安いユニクロねじですか?それとも銀で出来たねじですか?それとも金のねじ? もう~いそがしいんだから早くしてね、」



むーじょ
「はぁ・・・いつもの百均のユニクロねじですけども・・・」


女神さま
「あああああ、ああなんてあなたは正直な人なんでしょうねー、まったく。 ほれ、金のねじをやるから、もうここで組み立て作業しないで頂戴! じゃねっ!!!」





そう言って、女神さまはそそくさとみずうみの中に消えていきました。

むーじょの目の前には、昨年もらった金のねじと同じ大きさのもうひとつの金のねじが置かれてありました。

 

 

 

 


金のネジ2

 

 

むーじょ
「M12の純金のねじが、ふたつになってしまったぁ・・・ふたつ・・ふたーつ、ふたーつ、なんでしょねー♪ おめめがほらね、ふたつでしょ~♪」




『壊れてる・・・・・』

森の影からむーじょと女神さまのやりとりを見ていた悪玉のまーじょがいいました。

そしてむーじょがラリって家路についたのを見計らって、みずうみの中にそれはそれは大きなボルトを投げ込みました。

巨大ネジ

 

「どっぼーーーーーん」

 

      『ごんっ』

 

すごい水柱が立ったと思ったら 『痛って~!!!!』 という悲鳴と一緒に、みずうみの女神さまが現われました。

女神
「むーじょ、いいかげんにおしっ! って、あれ?あんた誰?」

まーじょ
「はいっ! 正直者のまーじょです うふっ!」

女神
「も~、またヘンなのがきてるよ。はいはい、あなたの落としたねじは安いねじですか、銀のねじですか、それとも金のねじ???」

まーじょ
       『ふふふ、ここで「金のねじ」って答えないのがツボね』
「はい、安いねじです」

女神
「ほーっほっほっほっ げほげほっ まぁぁぁ あなたもなんて正直なんでしょうねぇ。正直なあなたにはご褒美を与えましょう。ここに大きなつづらと小さなつづらがあるので、好きな方をもってって~。ではでは」

まーじょ
「もっちろん 大きなつづらでしょ~」

まーじょは1トンもある冷蔵庫のような大きなつづらを、うんしょうんしょと家に持って帰りました。
そしてじいさんにメタルカッターを使って切ってもらうと、なかにはぎっしりと金属のくずジャンクが入っていました。

じーさん
「こ・・・これは」

じーさんはぎっしりのジャンクを積んで町に行き、金属リサイクルの店に売りつけました。
折からの原材料高騰のせいで、思っていたよりも結構なお金になり、じーさんは喜んで、普段ではゼッタイに買わない「黒毛和牛の霜降りステーキ」を買いました。

家に帰ってじーさんはまーじょにステーキを焼かせました。

「高いステーキは、もうさらっと炙るだけでも美味しいの、ほら。  そしてモンゴルの深層岩塩をかけると、ネッ」
「おおっ!レアもいいところだ、大トロの醍醐味ってやつ?。 この舌の上に乗せただけで淡雪のようにとろける脂肪が、(はふはふ) ♪~  んんんn~たまらないっすね」

「ほんと、おいしいわぁ。こんなおいしいものがタダで手に入ったなんて、長生きはするものねぇ」

そんな楽しそうな会話が悪玉のまーじょの家から、いつまでもいつまでも聞こえていましたとさ。

THE END

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コメント


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レアメタル?

おおーっ北京に先駆けて早くも金をゲットですね。
2つあれば使い道も広がりそうです。
・・・イヤリングとか(-▽-)
それにしてもこのネジ山はスゴイですねぇ。
私だったら2mmφと3mmφのネジだけで十分です(^_^;


かりおか | URL | 2008-06-30(Mon)22:48 [編集]

そういえば・・・

先日、英語CDの再生装置を修理して、外した10本くらいのねじを、元にもどそうと思ったんですが、どこを探しても見当たりません。パソコンデスクの上でばらし、そのデスクの上にかためて置いてあったはずなのに・・・4次元の世界へ消滅しました・・・床を見ても、ねじ一本落ちてないのです。
 
きっと4次元の世界から女神さまが現れて、「あなたのなくしたねじは、金のねじ?それとも鉄のねじ?」と聞いてくれるかもしれません。
「金のねじです女神さま!」
「うそおっしゃい!落ちてきたのは、あなたの頭のねじがゆるんで、こぼれおちたのです、正直に言わなかったので、ねじは没収~~!」

それで再生装置の蓋は、永久に閉まらないのです・・・どうしよう・・・。

 

ばんたろ | URL | 2008-07-01(Tue)01:29 [編集]

「うふふ」 が、コレ。

おじいさんのレアメタル?。
つづらの中には、ニッケル・マンガン・すず・銅・クロム・コバルト・ウランがぎっしり詰まっていたのれす(笑)

タカシマのブースでくじを引いたら、また「金のねじ」が当たってしまいました!
ほんとにレアなメタルですねー

むーじょ | URL | 2008-07-01(Tue)05:17 [編集]

まーひーの法則ってやし?

「マーフィーの法則」はすべてに優先する。傘を買ったとたんに雨がやむなど・・・」

「電気製品の分解修理をして組み立てると、必ずねじが足りない」というのは、よくあることですよねー。
わたしの場合、ぜんぜん違ったねじ穴に取り付けていたりして数が足りなくなっちゃうのですけど。

そういうときは、とりあえずくっついている場所のねじをはずして重要なところにくっつけます。

とにかく動けばいいや~って。
アバウトなむーじょ です。v-272

むーじょ | URL | 2008-07-01(Tue)05:25 [編集]

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金のネジと銀のネジ

ビンボーなむーじょが、ぼろっちい収納家具を作っていました。端材と残ったビスを使い、ようやく最後の一本のネジを締めるところでした。ところが、疲れて手元の狂ったむーじょの指から、最後の一本の安いユニクロ木ネジが飛んで、湖のなかにポチャンと落ちてしまいました...

発明の女王様 2008-06-30 (Mon) 20:17

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