発明の女王様2

はつめいひんをつくって、しあわせになりたいとおもっている、ちょっぴりコアな生きものです

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

このページのトップへ

求む・アウトドア好きな人

                    Ⅰ
最近の新聞は、国内・国内のパックツアーの広告で埋め尽くされています。
旅行業界、盛んなのかピンチなのかはわかりません。
その中で見つけた「利尻・礼文3日間49,800円」の広告
すごいなあ、僻地だなぁ。行ってみたい

わたしの目の前には一瞬、荒涼とした砂浜と風になびく草の景色、そして、都心の100倍くらい大きな星々が瞬く真っ暗な夜空が見えました。

「誰かと一緒に行ってきなよ」と母
ちょっと考えてみる。
「ん~、思い当たる人誰もいないなぁ」

なんでかな。
わたしは軽めのアウトドアが好きなのに、そんな軽めなアウトドアさえ厭う人しか回りにいないのです。

「おまえのパートナーとかと行ってくればいいじゃないの」と母

パートナー・・・
昔昔、一泊で秩父のバンガローに泊まったことがあったっけ
パートナーは旅行経験の少ない人だから、バンガロー泊というのはどんなものか知りませんでした。

まず、フロが無いことに驚き、食事は全部自分で揃えることに驚き、木の葉を集めてゴハンを炊くことに驚き、バンガローの小屋ではテレビが見られないことに驚きあきれてしまいました。
山歩きをしたことの無い人には、ぴんと来なかったかもしれません。

「河のせせらぎを聞きながら眠るのって、よくない?」
って聞いたわたしに
「それって、なにが面白いの?」
と答えたパートナー
彼は近くにコンビニが無いと落ち着かない様子。
また、いつも見ているテレビ番組が見られない夜に不満でした。

誰でもキャンプや飯ごう炊飯ってわくわくするものだと思っていたわたしは、がっかりです。
それ以来、アウトドアは二度と行かなくなってしまいました。

                  Ⅱ
学生時代に二輪車に嵌まっていたわたしは、月間アウトライダーという雑誌のファンでした。
この、アウトライダーという本はほかのバイク雑誌とは違っていて、バイクでどこに行くか、というのが記事の内容でした。
旅も、いかに長い期間、安い旅行が出来たかというのがエライ世界です。
わたしもコールマンの白ガソリンコンロとラジウス、水筒、寝袋などを買い込んでビバークにも挑戦してたりしていました。ビバークというのは、山歩き用語で、テントを張らずに野宿することです。

ビバークこそしなかったものの、キャンプ場で貸しテントを借りて泊まる旅行も何度かありました。
これはお盆期間で、気ままに訪れた場所での宿が取れなかったときのことです。
オートキャンプ場は、家族連れで超満員
ライダーたちはキャンプ場の外れの海岸のすぐ近くに集まってテントを張っていました。

キャンプといっても、ライダーたちのキャンプはただ「寝る」だけです。
あと、歯を磨いたり、顔を洗ったり出来る水道とトイレがあればいいだけ。
いたって簡単ですね。

わたしが声をかけて、一緒に缶詰をつついた男性は、藪を隔てたところにビバークをしていました。
わたしたちのうしろのほうでは、オートキャンプの家族たちが大騒ぎをしています。
車からケーブルを引いてテレビのナイトゲームを見るパパ、ケーブルから分岐したランタンの光でゲームをする男の子とマンガを読む女の子。ママはウォークマンを聞きながらファッション雑誌を見ています。わたしたちのテントとは比べ物にならないくらい大きな3部屋もあるテントがたくさん建設されたオートキャンプ場は、さながら建売り住宅みたい・・・

「さーて、ゴハンも食べたし、花火をやるゾー」
と元気一杯なパパ
「えー、めんどくさいよぉ、それ、止めない?」
と男の子・女の子。

そんな光景をみて、わたしたちアウトライダーは困り顔
『うるさいよね、あの人達って・・・』
『家庭生活をそのまま持ち込んでるだけに見えるよ』

そんなふうな短い会話をしたあと、わたし達は夜の闇の中に続く砂の小路を歩いて小さな岬に出ました。
ちょっとした高台から、真っ暗な海が見えます。
水平線には烏賊釣り漁船の明かりが点々と散らばり、空を見上げると天の川が見えていました。

「何も無くても、キレイだよな」
「そうね」

わたしたちはぼーと夜の海と空を眺めながら、無為の時間を過ごしました。
「痒い!」
「ほんとだ。蚊が出てきたね。こんなところにも蚊っているんだね」
とわたし。

アウトライダーでも蚊はキライと見えて、わたし達は小高い岬をくだりました。

下のキャンプ場ではどこの家族も花火を終えたらしく、テントの中でゲームやらテレビやらと思い思いのことをしています。

「静かになったね、ボクはもう寝るよ。オヤスミ」
そういうと、彼はシートの上に横になり、寝袋の中にもぐって寝てしまいました。

翌朝、自然のあかりでごく自然に目覚めたわたしは、もう彼がいなくなっているのに気がつきました。
わたしも出発のための準備で荷物を取りまとめます。

そしてわたしも、太陽が昇っても誰も起きてこないオートキャンプ場を後にしました。



そんなわけで、アウトドアの人というのは、ほんとにごく少ない人種だと感じたのでした。


ELF-HONDA


                              おしまい









このページのトップへ

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 
こうみえても

私も結構なアウトドア派だったりするんだけど♪

不定期だけど、写真仲間と信州の山奥のなんにも無い(水場とトイレだけはあるけど・笑)キャンプ場に行ったりもします。

むーじょさまも誘いたかったんだけど、お母さんのお世話で大変そうだったんで遠慮してました。今度行く時は声かけてみるね。

礼文島は、大学時代(大昔だ・爆)にはちょっとした人気スポットでした。ペンションに二泊して、中日には丸一日かけて島内をハイキングするのが定番で、それがきっかけで恋人同士になる人もおおかったとか(^^;。

SANA@16BEAT | URL | 2009-09-02(Wed)21:43 [編集]

利尻礼文

利尻、礼文は去年の6月に、じーさん、ばーさんと、当時2歳になったばかりの息子と行きました。

いわゆる、その、安いバスツアーでしたが、良かったです。
スカイ岬と言うところが気に入りました。

と言うのも、私が良く夢の中で見た風景そのものだったからです。正直、夢に出てきた同じ風景を目にしてびっくりしました。そして、夢の中で思ったのと同じ事を思いました。
「ここって、泳いでいいのかな?」

今年の夏は伊豆に行って来たんですが、またまた、良く似た入り江に遭遇。そして、そこは人が泳いでいました。

私は昔から良く、予知夢を見ます。でも、特に何が起こるとか、そういうんじゃなくて、ただ、その場所や物に出くわす、といっただけのもので、事件とかはおこりません。

キャンプ、私にとっては仕方なくって感じの思い出です。
お金があれば、豪華な旅館に泊まりたい。
常に切符は青春18切符で、泊まりは一人用テント、キャンプ場なんか考えた事もなく、たいてい川原で一人で野営です。
野犬の遠吠えが怖いから眠れない時の為に、ワンカップは常に持参です。

行っておいでよ、北海道。外国だよ。あそこは。
くれぐれもキャンプ張るなんて考えないように。凍死するよ。

ママ | URL | 2009-09-02(Wed)22:46 [編集]

昔は

そう言えば、昔は、朝起きて、バイクでふらっと信州とか良く行きました。
ビバークの準備すらなかったので、ひたすらユースのあるところに行っては、空きがあるか聞いたりとか。
まあ、食べるところは、移動しながら、それこそ地元でおいしいお店を探すほうが良かったりしますけどねv-290
でも、小学生の頃のキャンプ(子供会の代表でボウイスカウトのキャンプに合流とかだったと思うんですが)で、自炊したり、テントで寝たりとか、満天の天の川見たりとか、やっぱり、楽しいと思いますけどねぇv-354

きむきむ | URL | 2009-09-02(Wed)23:18 [編集]

SANA@16BEATちゃん

改名したの?
16ビートって、のりのりじゃん!!

母親、旅行に行けないんで、拗ねちゃった(笑)
利尻・礼文は遠いいやね~

礼文島って、意外に皆さん行っているのかしら・・・
ちょっと驚きました。
島一周で恋人同士v-10いいですねー。
ほのぼのしちゃう。
アウトドアが好きな人同士なら、気が会いそうですよねv-238

むーじょ | URL | 2009-09-03(Thu)05:48 [編集]

ママさんも利尻・礼文

去年行ったという北海道が利尻・礼文だったのですか。
あいかわらず過激な旅行ですねー。
日本最北端をさらに北上してしまう島だから、9月・10月はもう晩秋?

デ・ジャ・ヴの風景に出会えたんですね。
旅というのは、ときどき心象風景を現実化することがあるみたいです。それって、わたしにもよくあります。

だから旅にいくんだよね、きっと。
自分は何処から来たのだろう・・・っておもったときに旅に出る。

一人寝の野営とは 勇気があります。
夜中にテントの周りを歩く人達、いませんでしたか?
わたし、あれが怖いので、キャンプ場に泊まってます。

北海道、思い立ったが吉日、行ってこようかしら。
(一人部屋だと一万円近くアップしてしまうんですv-406

むーじょ | URL | 2009-09-03(Thu)05:57 [編集]

きむきむさんも、アウトライダー

白根山下のユースホステルは行きましたか~
夕食後、全員参加でお遊戯が義務付けられてるのv-410そんでもって、みんなシラケながら参加してるの(笑)
当時は苦手だったけど、一番思い出に残ってるユースかな。

野営の好き嫌いというのは、天性的なものがあるのかもしれませんね。小学校のときから、好きな子は好き、嫌いな子はキライって、はっきりしてるもの。

当時は自動二輪しか持てなかったけれど、バイクで行った旅は、まるで自分の足で歩いたような感じで記憶に残っています。
機会があれば、もう一度二輪車に乗ってみたいな~。e-215


むーじょ | URL | 2009-09-03(Thu)06:06 [編集]

SANA@16BEATちゃん、謎解けた

おっけーv-221

むーじょ | URL | 2009-09-03(Thu)06:20 [編集]

あうとどあは

お久しぶりです。
タイムリーにキャンプの話題が出たので。。。
そう子供の時からずーっと、年に少なくとも数回は行っていたキャンプ。子供が生まれ、数年お休みにして、再開、しかしその年に2人目が。そして、今年ようやく再度、解禁となったのです!やったぁ。
今月の連休も休みとってキャンプです。うひひ。

しかしながら、読んで思ったのは、いくら利尻/礼文といえど、パックのツアーだったらアウトドアってことはないのでは?ちなみに僕が新婚旅行で行ったマレーシア~タイの旅行はかなりアウトドアでしたが。。。

すぎた@Haru | URL | 2009-09-03(Thu)08:40 [編集]

すぎた@Haruさん、お久しぶり

「どこでもアウトドア~」(ドラエモン風に・・・)
パックツアーの場合は結構いいホテルに泊まりますよね。
ところで離島にホテルとかあるのかしら。。。不安

「どこでもアウトドアー」というのは、パックツアーもアウトドアなツアーにしてしまうというスグレモノです。
自由時間を駆使して、ホテルの外を探検したり、海岸で星を見ながら凍えていたりするのれす。

子供たちとのキャンプも楽しそうですね。
わたしの知り合いのアウトドアマンさんは、子供にもアウトドアを教え、今では日本にほとんど居ません。世界中バックパックというのですから、凄いというか危ないというか・・・。

タイ・マレーシア、なんだかジャングルのイメージです。
テントで寝ていたら真夜中に「パオーん」とかゾウの群れ~なんてことになったら、と思うと、寝ていられませんよね。e-196

むーじょ | URL | 2009-09-03(Thu)08:53 [編集]

「どこでもアウトドアー」

なかなか良い響き。ドラえもんファンとしてもたまりませんな。

タイやマレーシアでは、さすがにゾウの群れは夜中に襲ってきませんでしたが、「ゲッコー」って鳴く、その名もゲッコーがそこら中で鳴いていました。
家族で世界中、バックパック。やってみたいなぁ。

ところで、アウトライダーって雑誌の記者に「スージー」さんって言う人がいたかと思いますが、彼の妹さんと大学のときに同級生でした。かなりハチャメチャなお兄さんの話、良く聞きましたよ。

すぎた@Haru | URL | 2009-09-03(Thu)09:54 [編集]

「その名はゲッコー」

なんか、そんな人達もいましたねー、昔々

家族バックパッカーのアウトドアマンさんの娘さん二人とも、ヨーロッパの男性と婚約が今年決まりました。
なんでも、二人の男性ともバックパッカーだそうです。
うーん、大事な娘さんが外国に出てっちゃうよお、ぱぱ。

でも、一年もしたら、かわいい赤ちゃんを連れて里帰りするんでしょうね。

それでまた家族でバックパッカー になるなぁ、この調子だと・・・。

アウトライダーのライターまで目が行ってませんでしたが、風間深司さんと三浦礼子さん(←うろ覚え)の名前だけ覚えてますv-435

でも、アウトライダーつながりでもあったわけですネ
スージーさんって、もしかしてカラダの大きなお兄さんでしたっけ?

むーじょ | URL | 2009-09-03(Thu)10:15 [編集]

パッカー的には

バックパッカー的には子供たちが外国で結婚するというのは、世界中に行く場所が増えるので、喜ばしかったりもするんじゃないでしょうか。。。
スージーさんは、実はそれほどお兄さんのことは知らないのですが、ハーレーに乗ってそこら中に行っていた人みたいです。妹さんはかなり小柄な人でしたが。
バイク乗りではあったのですが、なぜか「アウトライダー」は読んでなかった。今思えば、不思議なかんじ。

すぎた@Haru | URL | 2009-09-03(Thu)10:21 [編集]

ちょっと懐かしかったので

検索してみたら、だいぶイメージ変ってました。

あのストイックで修験道的な雑誌は、いったいどうなったんでしょう?
http://www.bikebros.co.jp/vb/magazine/outrider/

うえーんv-409

スージーさん、まだいるのかしら・・・

むーじょ | URL | 2009-09-03(Thu)10:43 [編集]

アウトライダーかあ、ありましたねえ。学生時代オフロード車で林道駆け回ってたクチですが、川原でギックリ腰をやってからはオンロードに転向。野宿は終戦記念日翌日の長崎平和公園の中(ホテルがなかった)で一泊したぐらいかなあ。

北海道は、富良野の自衛隊演習場で一週間キャンプをはりました...って中学時代のボーイスカウトですけどね。いいですよ、北海道。


...そうそう、例のアルマイトキット買っちゃいましたよ。まだやってないけど。

jack | URL | 2009-09-03(Thu)16:43 [編集]

オフロードのほうが、面白いけど

こんばんわ、Jackさん
オフロードのほうが断然面白いけれど、危険もいっぱい!
カムイワッカの滝から帰る途中、オフロードバイクがこけて、ライダー血だらけになっているのを見ました。
わたしはオンロード車だったけど、林道走行が大好き。
買うパイクを間違えたようです。

月刊outrider なんか雰囲気が変っちゃってるんです。
妙に男性ウケするようになって、昔の男くささみたいなものがなくなっちゃったのかな。

といっても、最近のおのこたち、中性的なコが多くなったから、そんなもんなのかもしれません。v-206v-205

むーじょ | URL | 2009-09-03(Thu)19:21 [編集]

あれれ?なんでだろう

SANA@16BEATは車関係とバンド関係で使ってるハンドルなんです(^^;。たぶんここと同じFC2の、別の人んとこで書き込んだ後だったせいかも。

むーじょ様は一泊くらいならお母さんを置いて出かけられる?キャンプ以外にも色々お出かけのネタはあるんだけど♪

さな | URL | 2009-09-03(Thu)22:22 [編集]

ハンドルだったのですか~

さなちゃん、オハヨー

おっけー、というか、お願いしますですv-410
ドライブに連れてってくれる人ダイスキ!(笑)
自分じゃ運転ど下手だからねー

一泊はちょっと無理そうですけど、ワンデードライブならだいじょぶよんv-10

むーじょ | URL | 2009-09-04(Fri)08:24 [編集]

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。