発明の女王様2

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アンドリュー・ワイエス展を追う計画

東京・渋谷で見損ねてしまったアンドリュー・ワイエス展
なんだかとっても悔しいので、追いかけるつもりです。
現在は愛知美術館で開催中。



私的メモ
読売新聞 1月20日 21面記事より

A・ワイエス氏を悼む 高橋秀治

 体調を崩していると聞いてはいたが、1月17日未明にワイエスのコレクション・マネージャーからメールで訃報を知らされた私は、驚きながらも電話やメールのやり取り、美術館に出動しての対応など慌ただしい一日を送った。
 展覧会の準備で会った1993年の秋以来、数年に一度の割合で本人と会ってきたが、温和で飾らぬ人柄は変わることはなかった。人嫌いで会うことも難しく、とっつきにくい人物との風評があるが、実際に会ってみると気さくで、「何でも聞きたいことを聞いてくれ」とこちらの緊張を和らげてくれたのを思い出す。夏を過ごすアメリカ北東部メイン州の島を訪ねたときは、腰の手術をして間もない彼の手を引いて散歩した。その手は温かだった。3年前には愛知県美術館に作品を一点寄贈いただくという予期せぬ幸運も得た。
 1917年に有名な挿絵画家の息子として生まれたワイエスは、20歳を迎える頃には将来有望な水彩画家として知られていた。しかし彼を厳しく真剣で、時に思索的なワイエスとして成長させたのは、少年時代からひとり近隣を歩き回る中で自分自身を見つめてきたことと、踏切事故での父親の突然の死や、片肺を切除した大手術の経験であった。
 彼自身の言葉に「私はこの世のはかなさというものに人一倍敏感である。すべては移り変わる。父の死がそう教えてくれた」とあるように、無常観にも通じる観念を会得していた。それが日本人にも好かれる理由かもしれない。しかしアメリカで国民的画家と評されるのは、17世紀に植民してきた清教徒の質素で堅実な生活を尊ぶ感覚に響く作品を描いてきたからだろう。彼の描いた対象は、生まれ故郷のペンシルベニア州チャッズ・フォードという自然豊かな田舎町と、夏の家のあるメイン州クッシング近辺のみであった。見慣れた風景であり、見知った人々であったが、自分を育ててくれた真理を内包した景色であり、敬意に値する人生の重みや存在感を感じさせる人々だった。彼を有名にした作品「クリスティーナの世界」のモデルとなった人物と家を30年間にわたって描き、生家近くの農場に至っては10代から主人が亡くなった以後も含め、70年間にわたって描き続けた。深く知った対象でないと描けなかったといってもいいだろう。だからこそ残された作品からは、一瞬の光景を切り取った画面ではなく、ある時間の幅が凝縮された深みを感じることができる。
 折しも愛知県美術館で開催中の展覧会は、彼が公開せずに保管してきた素描や水彩を、完成作とともに展示することを了解したものである。そこに見られるのは、気さくに打ち解けた自分を見せてくれるワイエスである。彼は91歳になって、自分をさらけ出すことの抵抗感を乗り越えられたのかもしれない。
                  (愛知県美術館美術課長)



愛知県美術館の次は福島県立美術館での開催、日時は2009年3月17日~5月10日
わたしは福島県立美術館まで、アンドリュー・ワイエス展を見に行く予定にしました。
大都市の中で見るよりも、自然に近いところで見るほうがよさそうだと思ったからです。

それともうひとつ
4月半ばに計画をすれば、桜が見られます。
以前旅行したときも、確か桜の季節でした。福島の桜はとても綺麗です。
そして4月はわたしの誕生日があります。
これは、自分へのご褒美としての旅行にしたいと思っています。


渋谷でアンドリュー・ワイエス展を見られなかったので、大出費?
いえいえ。かえって遠くまで出かける計画ができたので、よかったと思っています。
そういうわけで、いまからちょっとワクワクしています。    







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コメント


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いいなあ

新幹線&レンタカー?
旅、いいなあ。リッチな感じー。
むーじょさん、お誕生日、何日なのかしら?4月生まれだったのね。私の息子も4月です。

むーじょさんにも、何かお祝いしなくっちゃね。

ワイエス展、楽しんで来てね。

ちなみに私のお気に入りの画家は、デビットホックニーです。でも本物を見たのは1度だけ。

印刷ではなく、本物に受ける感動、最近あまりないなあ。

本物に感動出来たのは、アンセルム キーファーの佐賀町エギジビッドスペースでの展覧会、安田侃のミラノの彫刻展と、日高しんじ、という人の卒業制作、柏原和明という彫刻家のデッサン。

後述の二人は、かなり無名ですが。日高さんのは、卒業制作のみが良く、その後は良くない。柏原さんのは、彫刻家なので、デッサンはめったに見られません。

私は、生涯を通して作品製作を続け、ある一連の作品を残した作家よりも、製作を続けられなかったり、1点しか良い物が出来なかった作家の、人生の中で数少ない傑作を、追い求めます。

決して社会に評価を受ける事のない、名作を、私だけが知っている、なんていうのもオツですよ。

経済力があれば、そういう作品を集めた美術館を作りたいです。

だいちゃんのまま | URL | 2009-01-20(Tue)22:02 [編集]

いーでしょ?

久しぶりの旅行計画です。何年ぶりかなぁ
春が見たくなりました。
リッチな旅行といった感じじゃないけれど、母と一緒に軽自動車で回ります。

4月生まれ、だいちゃんと同じおひつじ座v-344

ホックニーは、わたしも大好きです。
でも、画集でしかみたことはありません。

本物の作品を見て、非常に驚いたのは、クリムトの絵でした。あれって、画集で見てると絶対わからない
絵じたいが立体物で、いろいろなものが飛び出していました。金属、ビー玉、毛・・・びっくりv-405

画家にしても、彫刻家にしても、すごいメッセージを発信しているのですけれど、難解なのでなかなか広まらないようですね。
特に彫刻は、その「場」、「空間」と一体だから、離れたところでの再現性が難しい

そして日本では、バブル~バブル崩壊~失われた15年~もいっかい失われるであろう10年と、Artに目が向けられることはもうないのでは?といった状況です。
資本経済というのはやはり「儲からんものは悪」といった感じなのでしょう。(有名になれば、儲かるのかもしれませんけど)

生涯一点の輝ける作品
それこそその人の全人生が入り込んだものなのでしょう。
後にも先にも、それだけしかできなかった作品
もしそんな作品があったら、ぜひぜひ紹介してください。

特別な感情を持って見られる作品があるということは、いいことですよね。
サン・テグジュペリの言うように、「心の中に、一つの星を持っていること」に近い感覚なのかもしれません。v-352

むーじょ | URL | 2009-01-21(Wed)07:47 [編集]

良いですね

お誕生日に、展覧会・お花見旅行なんて、良いですね(^_^)

たまには、ぶらっと出かけたいなぁなんて思いますけど、なかなか時間もお金のゆとりも無くて、いつも後回し。
時間もお金も無いんじゃなくて、作るものだとはわかっているんですけど、なかなか。。。(^_^;)

きむきむ | URL | 2009-01-21(Wed)12:32 [編集]

いちばん難しいのは、時間をつくること

旅行の「計画」ですv-410
だいぶ先になるから、たぶん大丈夫
旅行というのは、計画が楽しいんですよぉ。

今回はアンドリュー・ワイエス展を見逃してしまったという大きな理由がありますけど、無かったら計画も思いつきませんでした。偶然です。
目的地がはっきりしてれば、計画もカンタンです。
東北の春は、ステキですよ。

時間があればお金はかからないし、お金をかければ時間を節約できる(高速道路のお話)かしら。
日常から離れるというのも、たまには必要
そして、その日までに全部かたづけよう!ってがんばれちゃうから不思議。

ホント、締め切りが無いとぜんぜん進まない性格って、あるものなのですv-393

むーじょ | URL | 2009-01-21(Wed)13:52 [編集]

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