発明の女王様2

はつめいひんをつくって、しあわせになりたいとおもっている、ちょっぴりコアな生きものです

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TRITONの工作セット購入から一年

電動工具2.jpg

モノを作るというのは、ゼロからの訓練が先か、それとも機械を得ることからだろうか・・・

そんな問いを自分自身にしていた頃がありました。

日本の教育、たとえば数学などを例に取ってみます。
微分・積分・ベクトル・行列
数学の教科書にはなぜそんなことをするのか、初めから書いてありません。
いきなり、この計算をしなさい、ただそれの繰り返しです。
何に使うものなのか、何の目的でこんな計算をするのか、目的がまったく書いて無いんですね。

後にコンピューターに出会い、面白いプログラムを見ることがありました。
当時マッキントッシュといわれていたGUIの優れたコンピューター、現在のMacです。
そのなかに「グラフ計算機」という3Dで動く小さなアプリが組み込まれていました。
3次式を入れると、グラフの曲線が瞬時に変り、画面の中で立体的に回転しています。

これを見て初めて、あのややこしい数式の意味を理解したのでした。
しかも、コンピューターの数式の係数や乗数を書き換えるだけで、どんどんと色々な形に変化していくので、式の意味がすぐに飲み込めてしまいます。
しかめっ面して黒板の数式をノートに書き写していた学生時代が、あまりにもバカらしく思えたのも、そのときでした。

『何も分からなくてもいいから、とにかく今のこれをこなせ。』
昔からの教育方法というのは、目的を見せずに、ただひたすら耐えて数をこなすのが基本だったようです。


木工の初歩はわたしの父から習いました。
木工に限っても、「刃研ぎから入る」といって、父は刃がうまく研げるようになるまで、次に進ませてくれませんでした。
それがこの世界の因習だったようです。
でも、それだと全然つまんない・・・

いつの間にかわたしは木工以外の、別のものを作るようになりました。




電動工具1.jpg

遺されたものの中に、こんな丸ノコ盤がありました。
とても怖くみえる機械でしたけど、ウッドフェンスを作るときには活用しました。
なんだ、とても便利な工具なんだねって感じで。
プリミティブな構造だけに、使い方もいろいろ。
でも、手で切るのこぎりとはまったく別のものを発見した気分になりました。




さて、次に辿り着いた木工作
わたし流は、基礎なんか学習しません。
まず、何が作りたいかが真っ先にあります。
その目的からさかのぼって、どんな工程や機械、道具が必要なのかを考えていきます。
最初から研ぎ3年 ではありません。3日で「完成」を目標にします。

どちらが正解だったか、結果は明らかでした。
まず目的ありき です。
機械や工具を揃え、失敗しながらも何回も作っていくうちに生まれる自信
それがなによりも大切なことだと気が付いたのです。

パソコンだって同じ方法で覚えていくと思います。
まず説明書や作動原理から入るわけじゃなくて、年賀状を刷りたいとか絵を書きたいとかから入っていろいろ経験的に覚えていくんですよね。
「行列の掛け算やベクトルの計算方法を理解しなければ、パソコンを使う資格は無い」
なんて言ったら大笑いされちゃいます。



『とりあえず、頭の中で考えたカタチは、必ず作れる』
そういった自信ができて初めて、道具の質に目が行くようになっていきます。
はたしてこの刃物は、どのように研いだらもっと使いやすくなるのかなっ、ていった感じで。





原点回帰
いろいろな機械を扱ってみて、今また手で使う道具に還ってきました。

デジタルカメラで撮ってフォトショップで加工する写真じゃなくて
ペインターとタブレットでえがく水彩風な絵じゃなくて
3DCADでいきなり出来上がる立体作品でもなくて
パラメーターを変えることで出来上がる音楽じゃなくて

従来からある手法
刃物から自分で作り出したり、刃物を自分の手で研いだりする伝統的な方法
今までちょっと忘れていた、過去の経験が、あるものを見てふわりと舞い戻ってきたのを感じたのでした。

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コメント


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入り口はいろいろ

私は、この道具や機械はどうなっているんだろう???が興味の始まりでした。
でも、これがしたいから、この機械を使うというのも、当たり前ですよね。

荷物や人を運びたい・運ぶ必要があるから車を使う、車ってどうやって動くんだろうから車を知りたいって思う人もいます。

私は後者の方なのですが、学生の時に、教師からは、微分・積分がどのように使われているのかというのが、あまり説明も無かったので、理解しようとする気持ちすらありませんでした。
だって、回転体の断面積から体積って計算します? 接線の傾きって使いますか?
でも、制御関連のソフトの開発をやっていた時に、微分・積分のオンパレード。その時、「あ~、実社会では、こうやって使われているんだ」と気が付いてから、高校の教科書を開いて、勉強しました。

こんな奴もいるんで、実社会で、どのように使われているんんだという実例を教えるのも、教育なんじゃないかと思います。

どのように役に立っているとか、どんな構造なのかって、人によって、興味の対象って、異なるんだと思います。
それは、その人のスキルでも、立場でもかわってくるんですよね。
教師と呼ばれる人達は、相手をスキルや性格等を見て、この人には、どう教えれば良いのかとか、考えるのも仕事なんだと思います。

と、日々、こんな事を考えながら仕事をしていますが、なかなか、自分が出来ているかというと難しいですけどね。。。

あ~、こんな話題だとマジレスしちゃって、いつものおちゃらけキャラのイメージが崩れちゃいます(^_^;)

きむきむ | URL | 2009-01-08(Thu)00:00 [編集]

受験教育の被害者

きむきむさん、コメントありがとうございます。

マジレス、好きですヨv-347

わたしは自分達の世代を「受験教育の被害者」だと感じています。
どんな勉強にしても、その目的やエピソードなどを初めに教えてくれれば、もう少しがんばれたのに、と思います。

例えば英語
これも受験のためのひねくった構文や普段使わないような単語ばかりの知識で、いざ海外に行ったときには役立たない
日本史
これは歴代の統治者の名前と年号の暗記ばかりで、これも日常では役立たない
国語
これは日本語のための学習じゃなくて、やっぱりひねくった問題を推理するために作られたとしか思えない

v-388

一番役にたっているのは、小学校の理科や家庭科です。
植物を育てたり、モノの大きさ重さを測ったり、色々なものを作ったり。

数式・数学・幾何学・物理
これらのアイテムが本当に必要になるのは、その分野で専門的になった時ですよねー。
わたしは「行列」が大嫌い(生活の上でも 笑)なんですけど、3Dモデルの移動・回転の時にはパソコン内で「行列」の掛け算をしているんだって、プログラム系に進んだ男の子が教えてくれました。
2進数にしても、16進数にしても、コンピューターの演算用なのですけれど、数学ではそんなこと一言も書いてないでした。後で気が付いて、とほほ です。


日本の教育方法って、世界水準からどんどん落伍していってるけど、いまだに直そうという気は無いみたいですね。
v-393

むーじょ | URL | 2009-01-08(Thu)06:36 [編集]

学校の教育では、引き出しを沢山つくるということが大事なんじゃないでしょうかね?一生、空っぽなままの引き出しもあれば、大事なものを沢山詰め込む引き出しもある。
「あ~こんなこと昔、授業でやったな~」ってのがあれば何事も取っつきやすいですよね。

そんな私も、仕事でも趣味でも「もっと勉強しとけばよかったなぁ」と、いつも思うクチです。

omiken | URL | 2009-01-08(Thu)09:18 [編集]

何に使うのか、知りたかった

omikenさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

実生活では意味のない勉強、でも『これはこんなところで使われてる数式ですよ』って、前もって教えられてたら、もっと広い心で受け入れてたな と思って書きました。

わたしの場合は、あまり空の引き出しは無くて、そこそこ使えているというのは、ラッキーなほうかもしれません。

「もっと勉強しなさい!」って言われても、学生時代は分からなかったけど、今、学生時代のわたしに会えるとしたら、「これと、これと、これは満点とれるくらいにしといたほうがいいヨ」って教えてあげられるかな?v-388

むーじょ | URL | 2009-01-08(Thu)12:50 [編集]

受験勉強

正月に、今年、高校受験の姪が過去のテスト問題を解いていたので、私も隣でやってみました(^_^)

ちょうど、2次方程式だったんで、私は「解の公式忘れた~」と騒いでいたんです。
今、調べて、やっと思い出しました(^_^;)

でも、「解の公式って何?」と言う人もいるし、「aのm乗×aのn乗って、aの(m+n)乗だよね」と言っても覚えていない人が大多数。。。

結局、使わない知識って、そんなもんなのかもしれません。

今朝は、視覚障害者用の黄色いタイルを見て歩いていたら、歩道が青っぽく見えました。お~、黄色を見すぎたから、歩道が補色の青に見えるぅ~。
こんな感じで、実は、お勉強の題材って、社会にも転がっているんですけどね。

きむきむ | URL | 2009-01-08(Thu)12:56 [編集]

丸ノコ盤……チャラララララァ~ン e-494
ちょっとマジックの道具みたいです e-454

私は学んで良かったなぁと切実に思うのは〝そろばん〟です。
特に暗算!これは日常生活に大いに役立っています。
それしか思い浮かばない e-263 (〃'∇'〃)ゝエヘヘ

ぴん栗 | URL | 2009-01-08(Thu)13:34 [編集]

きむきむさんはいい先生になれそうです

優れた先生って、生徒と同じ視線で悩める先生のことなんだって!!
きむきむさんは、たぶんいい先生になれると思いますv-410
解の公式 ひゃは、懐かしい言葉
「解の公式により、交点の座標は・・・」とかいうんでしたっけ。公式って、暗記すればパッチシステムみたいに使えて便利だけど、すぐ忘れてしまいますよねー。

黄色い帯の上を歩いていたんですねー。
道を空けられませんでしたか。

以前アキハでアルミ棒を買って電車に乗ったら、白い杖の人と間違えられて、席を譲られそうになりましたよん。
なんでまわりがよけるのか、やっとわかった次第ですv-394

むーじょ | URL | 2009-01-08(Thu)15:30 [編集]

丸ノコ~ 笑

ちゃららーんv-389
丸ノコで美女の胴体真っ二つ!
あら、不思議、切られてるのに笑ってる
って? あったねー。今でもやってるのかしら。

ソロバン、すごいです。
わたしが無条件に尊敬してしまう特技に「ソロバン」というのがありますよ。あとはねー、ピアノ弾ける人とか。

うーん、わたしくらい人に見せる特技の無い人も、珍しいかもしれませんねーv-395

むーじょ | URL | 2009-01-08(Thu)15:36 [編集]

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