発明の女王様2

はつめいひんをつくって、しあわせになりたいとおもっている、ちょっぴりコアな生きものです

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老人Z~メメント・モリ

日本人の死に時.jpg

インターネットで図書館に予約すると、近くの公民館で受け取りができます。
インターネットで蔵書が調べられるのが、すごく便利

予約したら、すぐに届いたのがこの本です。
「日本人の死に時」 久坂部 羊 著
「痴呆老人」は何を見ているか 大井 玄 著

著者2人とも、終末期医療を行った医師です。

以前に読んだ「自死という生き方」(須原 一秀 著)の著者のように、どのくらい生きたらいいのかということを、実際に死に行く人たちを見続けて見つけた結論が語られていました。



福祉交流会に出展したときに、ある介護ベッドを見ました。
排泄物を吸引するベッドで、寝たまま排泄が行える、ウォシュレット付きベッドといった感じ
寝たきりで一番大変なのは、排泄物の処理で、それを解決するために開発された新商品でした。

そのベッドを見て、ふと思い出したのが「老人Z」(大友克洋 著)でした。
メカニカルに変形する完全介護ロボットのベッドです。
介護される痴呆老人のメチャクチャな思考に反応するAI機能が、次々とおかしな事件を起こしていきます。

いずれ近いうちに・・・
こういった商品が売り出されるのでしょう。
星新一のショートショートでは、「ゆりかごから墓場まで」対応するカプセルが登場していました。
このような高齢者用カプセルが商品化されるのは、日本発と思っています。


末期医療の現場では、安らかな死など無いといいます。
では、医療行為を行わない純粋な「自然死」がほんとうに自然なのか
それについても疑問です。


今年の春に、17年生きた犬が死にました。
人間嫌い、身体に触れさせもしない犬でした
予防接種には猛り狂い、檻に入れての注射でした。
家族全員が噛まれ、ほかにも何人かを噛んだ猛犬
最期は病気で咳き込み、それでも手当てを拒み、
自然の死を遂げました。
悲鳴を挙げ、痛みに苦しみ、決して穏やかとか、楽にとか、眠るようになどという生易しい無くなりかたではありませんでした。

これが「自然の死」
かつてわたし自身が一度通ったことのあった道



久坂部氏はマスコミの健康・長寿ブームにも警鐘を鳴らしています。
平均寿命を越えて生きないとソンだ、というようなメッセージ
サプリメントやアンチエージングなどの誇大宣伝番組
「死んでもいいから健康になりたい!」などといったような、錯乱した健康・長寿ブーム

でも、高齢者医療は間違いなく、次第に「放置」の方向へ向かっています。
母の付き添いで病院に行き、医師と話をするのですが、父の頃とはだいぶ様子が違います。

ここ数年での高齢者医療の変化
いえ、医療の世界の変化

この国はもうしばらくしたら「楢山節法」とか「やすらぎじんせい法」とかが出来ているかもしれません。

そんな法律を、知らぬ間に勝手に作られてしまう前に、自分自身でどうしたいのか、考えておかないと。

病院に行くということ
救急車を呼ぶということが、どういうことなのか、はっきりと理解できた2冊でした。


学生時代に行ったヨーロッパ研修旅行
ポンペイの「犬の絵のある家」には、こんな言葉が書いてあったそうな

「生あるうちに楽しめ ただし 死を忘れるな」

ポンペイは高度な文明を誇った都市でした。
快楽の都とも言われ、ソドムとゴモラにも例えられています。
ベズビオ火山の噴火で一瞬のうちに消滅してしまった都市
若い頃に強く印象に残った言葉というのは、ときどき一生を支配してしまうこともあるのです。


                       「メメント・モリ」






どんな問題かな?

   死だ

それは わたしの管轄外だが



BR1.jpg







BR2.jpg




君らは完全だよ


   寿命が短い


明るい火は早く燃え尽きる 君は輝かしく生きてきたんだ そうだろう?



BR3.jpg













それと、もう一冊ありました。



マスゴミ.jpg


マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか 日隅 一雄 著

納豆健康法などのヤラセ番組やタレント同士の内輪話、どうでもいいニュースはしつこく何回も流すけれど、本当に重大な事件は一切報道しないマスゴミ
いったいどうしてそうなってしまったのかが解説されています。

「この後の番組には、スポーツがあります。その次にもスポーツです。そのあとにはクイズ番組そして、さらに スポーツがありまーす!!!」
なんていうギャグがモンティ=パイソンにありましたが、今の日本のテレビも同じ。
「クイズ番組がありまーす。その次にはクイズ番組があります。飲食店紹介番組の後にはまたクイズ番組がありまーす・・・」 (笑)

2011年に地上波が止まったら、わたしはたぶんもうテレビを見ないな。


マスゴミ - Wikipedia

「マスゴミ」と呼ばれ続けて

続・「マスゴミ」と呼ばれ続けて(友人座談会編)

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コメント


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住みやすい社会に

先日の腐乱死体も冗談じゃないこの世の中。
言葉は悪いですが、弱者と言われる人達に、もっと優しい日本にならないかなと思います。

政治家さん達は、他の欧米諸国はもっと消費税が高いからと言いますが、それが、欧米諸国のように福祉や厚生関連に使われるのなら問題はありませんが、年度末だから予算消化と無意味に使われたりしているのを見ると、この国は、まずは無駄を削るところからだろうと思ったりします。

逆に、先日の出張先でタクシーの運転手さんに聞いた話。
地方都市では、高速道路の建設で、新たに企業誘致が出来るのに、一律で道路建設を反対されても、雇用そのものが確保できないと言っていました。
大手の自動車メーカの工場誘致の話があるのに、昨今の国交省の道路建設問題で、話が頓挫しているそうです。

厚生・道路建設、どれも、本当に必要なところに、本当に必要な分だけ、ちゃんと分配できれば(俗に言うお役所仕事をやめれば)、もうちょっと住みやすい国になるんでしょうけどね。

きむきむ | URL | 2008-12-05(Fri)22:21 [編集]

税金引き上げても

おはよーございます、きむきむさん
コメントありがとうございます。

増税しても、その目的に使われるのは最初の5年くらい?
あとはもうぐちゃぐちゃで、無駄遣いされちゃう日本
場当たり的な政治国家に腹が立っているのは、きむきむさんもわたしも同じですヨね。

パート・派遣労働者たちのデモ、社員の大量解雇
でも、人手が足りないっていうんだから、どこか何かおかしなところが隠されていると思うのです。
おかしなところを暴き出さなければいけない立場の政治屋さんやマスゴミが、グルになって隠している限り、何も変らないと思います。

住みやすい社会に
ホント、そう思います。

場当たり的・タテマエ的な国家運営をやめないと、沈没する船からネズミが逃げるように、ヒトはどんどん外に逃げていくようになるのじゃないかしらん・・・。
v-36

むーじょ | URL | 2008-12-06(Sat)06:46 [編集]

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