発明の女王様2

はつめいひんをつくって、しあわせになりたいとおもっている、ちょっぴりコアな生きものです

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風呂屋の煙突? おー、チガイマース!

アグリジェントの神殿跡

雲がまるで、煙突から吐き出される煙のよう

地中海というのは、天候が変わりやすくて、午前中すごくいい天気だと思ったら、急に雨が降り出したりします。
だからいろいろな形の雲が出ます。

これはドリス式エンタシスです。
一番古いタイプの列柱といわれています。
古いタイプのエンタシス(円柱)は起源はエジプトから来ています。
エジプトからギリシャにわたり、ローマではその形だけが残りました。
古い時代のエンタシスは中まで無垢の石灰岩です。
ローマではレンガの上に石灰岩を巻きつけたものになってきます。

この神殿の柱は、質は悪いけれど無垢の石灰岩

質の良いエンタシスはやはりギリシャです。
ほんとうに白いんですよね。


世界を回ると、いろいろな神殿に出会います。
ギリシャ神話の神殿、エジプトの神々の神殿、イスラムの神殿、仏教の神殿、そしてイスラムの神殿
神様も、時代や地域とともにたくさん生まれたんですね。





パレルモ3

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地中海に面した斜面に建つ廃墟

これはアグリジェントの岬のところにあった廃墟
いつ、誰が棲んでいたのでしょう

家というものは、不思議なものですね。
見捨てられ、忘れられても、まだ主人がいつ帰ってくるのか待っているような顔

地中海からなだらかに続く丘の上に建つこの家
斜面にはクローバーが生えていました。

そう、どこかで見た景色
海辺の斜面に建つ古い民家
アンドリュー・ワイエスのなかの世界観です。

わたしたちも、なだらかに続くクローバーが敷き詰められた斜面で、
しばらく海を見ていました。




アグリジェンド2

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廃墟のようで、廃墟でない (ぺんぺん♪)



最近、廃墟の写真を撮影するのが流行していますね。
廃墟だけでなく、古い工場の建物を撮るツアーなどもあります。

何を隠そう、わたしはもう何年も昔からの廃墟写真家だったのです。

廃墟なんて、石塀の壊れたところからもぐりこんで中に入って撮るものですよぉ、ツアーが人気だなんて(笑)

まるで廃墟のようなところが生活の場だったりするから、パレルモは大好きな場所

空間を抉り取るマチュエール
非日常性な感覚
そんなところが廃墟の魅力なのかもしれません。




パレルモ2

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石作りの町並み




いまではデジタルカメラで撮ってすぐに見るのがあたりまえになってしまいましたが、ほんの少し昔は違っていました。

ほんの少し前・・・・

モノクロフィルムは自分で現像し、自分だけの諧調がでるようにする。
当時はT-MAXという超微粒子のフィルムがお気に入りでした。
丁寧にほこりを払って、引き伸ばし機に掛けて引き伸ばす
印画紙はイルフォードのマルチグレードという、硬調~軟調までのグレードが自由に選べるタイプのもの。

居間に新聞紙を敷き詰めて、バットに現像液・停止液・定着液・水洗いと、液をそろえてやってました。

定着液の、いまではもう、なんとも懐かしくなってしまったにおいも、よく覚えています。

カメラも、父母両方とも写真好き、カメラ好きだったので、いろんなフィルムカメラが引き出しの中にひっそりと眠っています。



パレルモ








写真はイタリア・シチリア島の港町のパレルモの市場です。
イタリアの都市って、光と影の織り成す空間が、なんて綺麗なんでしょう。
古いふるい石畳のある町

たぶん、こんな街がわたしの田舎だったら、
『ああ、帰ってきた・・・』
なんて思えそう。


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素凄じいまでに寂寥感の漂うマンガ 瀕死のエッセイスト

瀕死のエッセイスト



瀕死のエッセイスト しりあがり寿のマンガがあったりする。

しりあがり氏というのは、不思議な漫画家で、一部カリスマ化した存在でもあります。
わたしは彼の、学生時代からのファンでもありました。

瀕死のエッセイスト
このコミックは彼の核心の作品ではないか、と一人思ったりしてるわけです。
なんとなく懐かしい病人と死を描いたしりあがり氏のまんが。
学校を卒業してから作った同人誌「初孫」の病床だよりの続編にあたるのかしら。

それまでペーソスギャグを書いていたしりあがり氏が、なぜこんなにもシリアスなマンガを描き始めたのか、理解できないでいたのも、その頃でした。
瀕死のエッセイスト
この単行本で、彼の本当に書きたいものがわかったような気がします。

ただ、これだけ「死」が連続していると、素凄いまでにさびしい。


死人の出てくる夢

死んだ肉親の出てくる夢
夢の中では、その人がもう死んでこの世にはいないと判っていないで、その人にたいして怒ったり、笑ったり、一緒にご飯を食べたりしている。
夢から醒めかけて、現実と夢の中間くらいに意識がはっきりとしてくると、『ああ、このひとはもう、居なくなってしまっていたんだっけ』って思う。

そんな悪夢に似た夢の感じがよく出ているマンガ
・・・これがマンガといえるのなら・・・


それと同時に、死というものをドライに見つめた作品が「屍体の詩#4」です。
これはもう、「人体の不思議展」を見たときのような、あっけらかんとした死ですね。
人体の不思議展、見ましたか?
まだ見てない人がいたら、ぜひ見に行ってみてください。



屍体の詩#4-1

屍体の詩#4-3

屍体の詩#4-2

屍体の詩#4-4

屍体の詩#4-5


屍体の詩#4-6


暑さが去り、急に涼しくなり、しとしとと雨も降ってくると、ゆっくり考える頭が目覚めます。

猛烈なギャグでヒットした作家たちに限って、猛烈な生死観のマンガに行き着くのは何故だろう?

「笑い」と「死」
それはお互いに隣同士なのかも知れませんね。


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